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知の悲しみ
久しぶりの晴天。こんな日の出張は少し気分的に明るい気持ちに慣れます。出張と言う言葉を聞いて「飛行機に乗れて楽しそう」と今は亡き父に言い、父は難しい顔をして「遊びにいく訳ではない」と言われていた子供の頃、それはもう遠い昔です。
しかし今こうして出張の前になると思い出すことがよくあります。
仕事とは言え、20代の出張はさほど責任感もなく気楽さも手伝って楽しいものでした。30代、仕事に対しての意欲と責任感の自覚も芽生え仕事とその後の接待もある意味充実したものでした。
そして40代、仕事で訪れる場所・行動がすべてにおいて周知してしまっていて楽しさと言うよりはこなしの世界なのかもしれません。
だからあえて違うこと、新しいことを求めていこうとするのかもしれません。

若い頃は知識に対するあこがれがあり、知ることを常に前向きに考えてきました。ただ一度知ってしまうと、2度目には驚きではなく日常の内容としてとらえてしまいます。しかし新しいことに貪欲な分、さほど考えず、前向きになれるのも事実です。
ある程度の年齢で知識もあり、日々の生活に新しい発見もなく、それらがすべて日常化してしまうと、感性は鈍化してしまう。
知っていることだらけで、つまらないいわゆる「知」の悲しみなのです。

出張は確かに仕事ですが、仕事のこなしと言う意味合いだけでなく新しいことを見つける一つの機会として明るくとらえたいものです。

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【2006/04/17 09:11】 | 未分類 | コメント(0) | page top↑
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