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企画進行
11月になってやっと肌寒くなって、少し冬物商品が動き出したようです。
ただ、お付き合いのあるアパレルメーカーは、例年通り1ヶ月ズレているとか
本来10月に売れる商品が今になって売れ始めているようで、商品の仕込みのタイミングも
かなり難しいようです。

そうは言っても、毎年季節は巡るわけですから、次の商品の企画は進めているわけで
ズレを期待した商品企画は結局しないのが、常なのです。

企画と一言で言って何から初めてどこが終わりなのでしょう。
世に存在しないものを考えそれを形にし、量産化まで持って行くのが企画です。

「世に存在しないもの」全く影も形もないとは言いませんが、現在の流行、そして近未来の流行を考え、アレンジして行くことなのでしょうか。
言葉で書くと簡単ですが、ほんの少しのアレンジにもオリジナリティーは必要と考えると
そう簡単では無いのです。
一つのデザインも、使用する素材、パターン、縫製手段によって、全く違うものになるからです。
そう言う意味において素材の知識または選別能力はデザインの要になります。

私がこの業界に入った時代は、まだまだ素材の進化が激しくいろんな新しいものが生み出されていました。
しかし最近は、デフレの波に勝てず、あまり新しいものは開発自体頓挫しているように見えます。こういう時こそ企画でカバーしなくてはならないのです。
今はちょうど2006年の9月発売の商品の企画時期で、忙しいというか、悩ましい時期です。
企画の原点は自己満足ではなく、買ってくれる消費者をいかに満足させられるか、
価格・デザイン・機能性、そのバランスこそがすべてなのです。
良いデザインも素材選択で大きく変わるし、価格も同じなのです。

よくデザイナーは絵が上手だと言われますが、絵が上手でも、それ以外の部分が
わかっていないと、それはただの絵が上手な人なのです。
そう言う意味では、私もまだまだですが、ものを作り出す楽しさは、何者にも代え難いのかもしれません。
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【2005/11/06 23:36】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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